歯が真っ二つ!歯科医院をたらいまわしされた旦那の虫歯の話。

突然ですが、日常生活で、知らず知らずのうちに歯が真っ二つに割れた経験はあるでしょうか。これは私の主人の話。主人は40歳になる普通のサラリーマン。それは昨年3月のこと。毎日頭痛に悩まされ、寝不足や体調不良で仕事にならないことが続きました。ある日、主人が「口臭がひどくなった気がする。歯から血が出てる」といい、もしや虫歯では、と近所のクリニックへ。結果はやはり虫歯でした。専用機器で口腔を撮影したところ奥歯より一本手前の歯で、内部に虫歯があるとのこと。しかし一番衝撃的なのは、虫歯になった歯が縦に真っ二つに割れているとの話でした。歯が割れるようなケガや事故はなく、当然ですが、殴り合いのようなケンカもしていません。医師の話では「睡眠中の歯ぎしりでアゴに圧力がかかり、歯が割れることが稀にある。難しい手術になるので、大学病院で診断を受けてほしいと紹介状を渡されました。」一刻も早く治療したい、という心境でしたが、翌月に都内で有名な大学病院を訪問。さらに専門の「虫歯科」にたらい回しされ、初診で3度も同じ話をする羽目になりました。何よりうんざりしたのは、次のような話でした。「何度も診察するうちに状況がかわった、一般のクリニックでも手術できる状態だ。待たせて本当に申し訳ないが、ここだと手術までに時間がかかる。可能なら他のクリニックに通院してくれ」・・・大学病院の初診から経過観察を含めてすでに半年が経過した頃でした・・医師の発言に心底うんざりしたものの、主人はすぐにクリニックで再診を受け、抜歯を即決。切り株を斧で割ったかのように真っ二つに割れた歯を、今回の記念に持ち帰りました。
幸い、一週間ほど経つと抜歯による痛みがうすれ、頭痛がなくなった主人の表情は久々に晴れやかになりました。しかし病院のたらい回しでほぼ1年がかりの出来事で、夫婦共々本当にうんざりした出来事でした。