【ウマすぎ注意】歯医者は終わるよ。ねこがそう望むならね

2025年9月
  • その口内炎、病院に行くべき?受診の判断基準と診療科

    医療

    うっかり噛んでしまってできた口内炎。ほとんどの場合は、市販薬を使ったり、生活習慣を改善したりすることで、一週間から二週間程度で自然に治っていきます。しかし、中にはセルフケアだけでは対処が難しかったり、あるいは別の深刻な病気が隠れていたりするケースも存在します。では、どのような状態であれば、病院を受診すべきなのでしょうか。その判断基準をいくつか知っておくことが大切です。まず、最も分かりやすい基準が「治癒までの期間」です。通常のアフタ性口内炎であれば、二週間以上続くことは稀です。もし、口内炎が二週間経っても全く治る気配がない、あるいは悪化している場合は、専門医の診察を受けることをお勧めします。次に、「大きさや数」も重要な判断材料です。口内炎が異常に大きい(直径一センチ以上)、あるいは、次から次へと新しいものができて、常に複数個存在しているような場合も、単なる口内炎ではない可能性があります。また、「痛みの強さ」も目安になります。痛みが非常に強く、食事や水分を摂るのも困難な場合は、脱水症状などを防ぐためにも医療機関に相談すべきです。さらに、「口内炎以外の症状」にも注意が必要です。発熱やリンパ節の腫れ、皮膚の発疹などを伴う場合は、全身性の疾患が原因である可能性も考えられます。噛んだ傷が原因であっても、傷が非常に深い、出血がなかなか止まらないといった場合も、感染のリスクを避けるために受診した方が安心です。受診する診療科は、基本的には「歯科」または「口腔外科」が専門となります。かかりつけの歯医者さんに相談するのが最も手軽でしょう。場合によっては「耳鼻咽喉科」でも対応可能です。不安な症状を放置せず、専門家の判断を仰ぐ勇気も、時には必要です。