【ウマすぎ注意】歯医者は終わるよ。ねこがそう望むならね

2025年9月
  • 顎関節症マウスピースの手入れと保管方法

    医療

    顎関節症の治療でマウスピース(スプリント)を使用する場合、毎日口の中に入れるものなので、常に清潔な状態を保つことが非常に重要です。不衛生なマウスピースは、細菌の温床となり、口臭の原因になったり、虫歯や歯周病のリスクを高めたりする可能性があります。ここでは、マウスピースの正しい手入れ方法と保管方法について解説します。まず、毎日の基本的な手入れです。マウスピースを使用した後は、必ず洗浄しましょう。最も基本的な洗浄方法は、「流水下でのブラッシング」です。柔らかめの歯ブラシを使って、マウスピースの表面や内側を優しくこすり洗いし、付着した唾液や汚れを洗い流します。この際、歯磨き粉の使用は避けるのが一般的です。なぜなら、多くの歯磨き粉には研磨剤が含まれており、これがマウスピースの表面に微細な傷をつけ、かえって細菌が繁殖しやすくなる原因となることがあるからです。もし使用する場合は、研磨剤の入っていないマウスピース専用の洗浄剤か、歯科医師の指示に従ってください。洗浄後は、清潔なタオルやティッシュペーパーで水分をよく拭き取るか、自然乾燥させます。水分が残ったまま保管すると、細菌やカビが繁殖しやすくなるので注意が必要です。次に、定期的なスペシャルケアとして、「マウスピース専用の洗浄剤」を使用するのも効果的です。顆粒タイプや錠剤タイプなどがあり、水に溶かしてマウスピースを浸け置きすることで、ブラッシングだけでは落としきれない細菌や着色汚れを除去する効果が期待できます。使用頻度や方法は、製品の説明書や歯科医師の指示に従ってください。マウスピースの保管方法も大切です。洗浄・乾燥させたマウスピースは、必ず「専用のケース」に入れて保管しましょう。ティッシュペーパーに包んだり、そのまま放置したりすると、破損したり、紛失したり、ホコリが付着したりする原因となります。ケースも定期的に洗浄し、清潔に保つようにしましょう。また、マウスピースは熱に弱い素材で作られていることが多いため、「熱湯消毒や熱風乾燥は絶対に避けてください」。変形してしまい、適合が悪くなって使えなくなる可能性があります。直射日光の当たる場所や高温多湿な場所も避けて保管しましょう。