【ウマすぎ注意】歯医者は終わるよ。ねこがそう望むならね

2025年10月
  • 何科に行くべき?喉と歯の片側痛、正しい診療科の選び方

    医療

    片側の喉と歯が同時に痛む時、多くの人が「一体、何科に行けばいいの?」という最初の壁にぶつかります。歯科なのか、耳鼻咽喉科なのか、それとも内科なのか。間違った診療科を選んでしまうと、時間と費用が無駄になるだけでなく、適切な治療開始が遅れて症状が悪化してしまう可能性もあります。そこで、自分の症状を冷静に分析し、正しい診療科を選ぶためのポイントをご紹介します。まず、どちらの痛みがより主役であるか、そして他にどんな症状があるかを考えてみましょう。【歯科・口腔外科に行くべきケース】 ● 歯の痛みが喉の痛みよりも強い、あるいは主な痛みである ● 特定の歯を噛んだり、叩いたりすると激しく痛む ● 歯茎が赤く腫れている、あるいは膿が出ている ● 口が以前より開きにくい ● 過去に治療した歯や、親知らずに問題がある自覚がある。これらの場合は、親知らずの炎症(智歯周囲炎)や、重度の虫歯・歯周病が原因である可能性が非常に高いです。まずは歯科、特に親知らずのトラブルにも対応できる口腔外科を受診するのが最善です。【耳鼻咽喉科に行くべきケース】 ● 喉の痛みが歯の痛みよりも明らかに強い ● 唾を飲み込む時に、喉に激痛が走る ● 38度以上の高熱や、全身の倦怠感を伴う ● 鏡で喉の奥を見ると、片側だけが赤く腫れていたり、白い膿がついていたりする ● 声がかすれる。これらの症状は、急性扁桃炎など、喉そのものの感染症が原因と考えられます。迷わず耳鼻咽喉科を受診してください。【どちらか判断に迷う場合】 どちらの痛みも同じくらい強い、あるいは自分では判断がつかないという場合は、より緊急性が高そうな症状、例えば高熱があるなら耳鼻咽喉科、顔が腫れているなら歯科、というように判断するのも一つの手です。あるいは、まずかかりつけの歯科か耳鼻咽喉科に相談し、そこで診断がつかなければ、もう一方の科を紹介してもらうという流れでも良いでしょう。